はじめに
インターンシップ(大学斡旋型)では株式会社きたやま南山が展開する、食を通じて子供達が生きる力を他者と共に育んでいく場「nalba」の活動に参加させていただきました。
「nalba」とは
今回の活動でやったこと
「nalba」の特別活動である子供クッキングの様子を撮影、編集して、プロモーションビデオを制作しました。また、二日間の子供クッキングの撮影に加えて、子供クッキングの準備や子供たちとの食事にも参加させていただきました。
作成したもの
「nalba」の子供クッキング教室の準備から調理の様子をまとめた3分間のビデオにしました。打ち合わせの中で、「長くなると見てもらえない」「コミュニティを大事にしている場なので作り方動画になって欲しくない」という意見があり、3分程度のプロモーションビデオにしました。簡潔に短時間で「nalba」の雰囲気やクッキングの流れが伝わるように意識しています。
子供達が主体的となって学ぼうとする姿勢や、大人と一緒に楽しんで料理する様子が印象的で、食を通して大人と子供の壁がなくなり、一つのコミュニティが出来上がっていく様子を撮影しました。「片付けまでが料理」という「nalba」の考え方を伝えたいと考え、お料理から片付けまでの流れを映像で紹介しました。
当日の子供クッキングの様子
2024年2月3日、17日に恵方巻きを作る子供クッキングが開催されました。3日は、恵方巻きとどら焼き。17日は恵方巻きといなり寿司を子供達はサポーターたちの手も借りながら自分たちで自分の食べる食事を作っていました。お友達同士で「何入れる?」「どれぐらい入れたらいい?」と話し合いながらやっている様子を見て、食を通してコミュニティが生まれていく様子を実感しました。子供クッキングでは料理を教えることだけでなく、「節分とは何か」「かんぴょうとはどんな食べ物か」を人形劇やプロジェクターで説明していました。子供達が楽しく学ぶための工夫がされていることがわかり、サポーターさんたちの子供達に対する思いやりや温かさを感じて感動しました。
食後は、サポーターの皆さんと子供達で手分けをしながら後片付けと床の雑巾掛けをしました。食事だけでなく片付けまでが子供クッキングの活動として子供達は楽しんでいました。
感想
今回のインターンシップで、初めて撮影から編集までを1人でやり遂げる経験をして、今の自分ができることとできないことを確認することができました。途中経過のビデオを見てもらった際に、楠本代表から「有り難う」と言ってもらえた時は、感謝されたことがとても嬉しかったですし、達成感もありました。この経験を活かして、今回できなかったことをできるように経験を積んでいきたいと思います。
(文責:洞口奈穂実)