内容
「嵯峨大念佛狂言」は京都嵯峨野・清涼寺を拠点とする念仏狂言で、壬生・千本ゑんま堂と並ぶ「京の三大念佛狂言(民俗芸能)」のひとつ。その形態は無声、演者のジェスチャー主体によって物語が表現されるというもので、起源は室町時代に遡り、既に500年の歴史を有している。
この集中授業では嵯峨大念仏狂言を通して地域の歴史や文化や、それらの継承地としての機能を調査・考察する。また、演目全体はマンガといった様々なクリエイティブシーンにおけるアイディアの宝庫であり、その緒にも焦点を当て、多角的にフィールドワークを行う。
実際に関係者の皆さんに話を伺いながらの実地フィールドワーク・講義授業です。