内容
日本とも友好関係が長いセネガルは、植民地時代より仏語圏西アフリカの中心として発展してきており、農業、漁業や伝統産業が社会を支えている。また近年は都市化、国際化が進み、観光産業やサービス業、IT業界も大きな成長を見せている。セネガルでは複数の民族、宗教、伝統的な信仰等が平和的に共存しており、伝統と近代化を両立しつつ新たな文化を作り上げている。
本プログラムでは、セネガルを中心に西アフリカで長年フィールドワークを続けてきた教員が引率し、セネガルの代表的な都市をいくつかのテーマに沿って訪れる。具体的には、ダカール(政治経済、歴史)、サンルイ(歴史、産業)、トゥーバ(イスラーム)であるが、この間に農村や漁村を訪問することも予定している。各所の訪問を通じ、セネガルの様々な姿を概観し、セネガルの全体像をつかむことを最初の目的とし、現地学生や各所のセネガル人との交流を通し、変容著しい現代のアフリカのダイナミズムを体感することを目的とする。