高山 朋子 (TAKAYAMA Tomoko) / 松本 玲果 (MATSUMOTO Reika)

インターンシップ(総合・一般職)では、光・レーザー技術で社会を豊かにすることを経営理念に、研究者・技術者とメーカー・商社をつなぐ全く新しいプラットフォームを展開する、株式会社光響にて、夏季休暇中の8日間、学生1名がお世話になりました。
今回は、光響の高山さん、松本さんに、学生との取り組みやその想いについてお伺いしました。
光響とレーザー
弊社が行なっている事業としては主にメーカー・商社・情報発信の3つがあります。
メーカーに関しまして、弊社オリジナルの製品のひとつにレーザークリーナーという製品がございます。金属に付いたサビ等をレーザーにより除去できる装置で、レーザーの専門家が開発をしているため、金属に付いたサビやセメント、サビ止め塗料(塗膜)など、しぶとい汚れも軽々と除去できるように工夫しております。日本は海に囲まれ、塩害による影響も大きいため、鉄橋などの構造物に使うこともできます。
次に商社事業。弊社はレーザーに関する商品は海外含め、様々なところから取り寄せておりまして、それをお客様のもとへお届けすることができます。
情報発信事業につきましては、レーザーについてオンラインで講義を受けることができ、さらに、学術書を読むこともでき、一般の方はもちろん、大学院で学ぶ学生さんや研究者の方もご利用いただけるコンテンツになります。また、レーザーに関する機材は購入するとなると高価なため、わざわざ所有することなくレンタルやサブスクリプションなど、必要なときだけ利用できるサービスを展開したりもしています。
今回のインターンシップについて
松本含め、京都精華大学出身の卒業生が何名か弊社で働いていることもあり、前々からご縁がありました。弊社はまだ小さな会社ですので、就活サイトなどに求人を掲載しても大手と比べると知ってもらえる機会はどうしても少なくなります。そこで、弊社のことも知ってもらった上で学生さんにも単位が出る、どちらにもメリットのある社会実践力育成プログラムのインターンシップに参加させていただきました。
学生さんには8日間で1本の動画を作り、公開する、という目標のもと動画制作を行なっていただきました。作業がとても早く優秀な方だったので、他のマーケティング業務もお願いすることができまして、写真撮影や編集などもお願いしつつ、最終日にはきっちりと動画を仕上げていただきました。

https://youtu.be/SdEBWg1_-g0?si=3tsG-BC3zHDxTMEl
お会いして、まずお伝えしたのが、わからないことがあれば些細なことでもいいからなんでも質問してほしい、ということ。質問したくても遠慮してしまったり、聞くタイミングを探っていたりすると、時間を無駄にしてしまうこともあるので、まず自分で調べてみて、それでもわからなかったらすぐに聞いてくださいね、というふうにお伝えすると、本人も納得してくれまして、コミュニケーションをとてもスムーズに進行することができました。

若者への期待
これから会社が大きくなっていくためには若者の力が必要不可欠であると弊社は考えております。しかし、レーザーという分野は一般的には馴染みが薄く、ハードルが高いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。そこで、弊社にインターンや学生アルバイトとして来ていただき、 レーザーってこんなものだとか、こういう事業もやっているんだ、といったところから弊社のことを知ってもらいたいと考えております。なので、弊社としては学生さんたちとの繋がりは常に持っておきたいものです。
学生さんか弊社、どちらか一方にメリットがあるのではなく、双方にメリットのある取り組みを今後も続けてやっていければ、というふうに思います。
