KYOTO SEIKA UNIVERSITY

SOCIAL PRACTICAL SKILL DEVELOPMENT PROGRAM

「マーケティングの楽しさ」インターンシップ(総合・一般職)

私は今回、インターンシップ(総合・一般職)を選択肢し、この夏季休暇中に8日間、株式会社光響のマーケティング部で就業体験をさせていただきました。就業内容は主にビームプロファイラというレーザーのビーム径や空間的な強度分布を測定する機器についての紹介動画を作成し、他にはいくつかの製品の写真撮影や動画撮影、写真編集のお手伝いもさせていただきました。動画編集ではAdobeのaftereffectを使ったのですが、私は今までaftereffectを使った事も動画編集自体もした事がなく、そもそも私に動画編集制作をする事ができるのか、動画を就業期間の8日間の間に完成させる事ができるのかとても不安でした。

しかし、大変丁寧に教えて頂き、思っていた以上にスムーズに作業を進める事ができました。教えて下さった方が京都精華大学の卒業生で私の隣の席にいらっしゃった事もあり気になる事はすぐに聞ける環境で中々気になる事が聞けず作業を進めにくいという事は無くどんな小さい相談でも優しく教えて下さりました。そのおかげで初日は緊張でいっぱいだったのですが段々とリラックスして作業をする事ができました。どのような動画を作るかの絵コンテは用意されており、基本的にそれに沿って進めていったのですが、細かいデザインやモーション、効果音などは自分で考え、初めて見た人が気持ちよく見られる動画になるよう様々試してやり直しを重ねながら制作していきました。

「マーケティングの楽しさ」

また、これで大丈夫か不安になったらすぐに相談し何度もアドバイスをいただきました。動画編集に慣れていないというのもありますが、私は今まで、自分の作りたい作品ばかりを制作してきていて、特定の誰かやお客様に向けて制作した事が無い事もあり自分ではしっくりきているけれど、何も知らない人が見たらどう感じるのだろうか?というのがとても気になって不安でした。期間内に無事動画を完成する事はできたのですが、もっと時間があったらこんな事にも挑戦したけどなという点がいくつかありました。課題提出締め切りを過ぎても個人的に加筆修正をして楽しめる普段の取組とは違って、締め切りまでに完全な完成作品を作らないといけない為、挑戦してみる部分と挑戦はせずに進める部分の塩梅が制作活動を仕事にした時の難しさだなと感じました。

しかし、もししっかり経験や知識があったら制作において挑戦してみるという選択肢がそもそも無かった、もしくはもっと少なかったと思うので自分の技術の無さがもどかしかったです。加えて、最後の発表での講評でどのようなお客様に向けて作ったかを意識できていたかを問われました。その時に私は大まかにお客様というのは意識していたのですが細かくどんなお客様に対してこの動画制作をしているのかは考えられていなかった事に気がつきました。これはどの制作においても大切な意識だと思うので、今後はどんな制作においてもどのような人に対して作りたいのかを意識するようにしようと深く思いました。

動画編集以外にも写真、動画撮影も行いましたが、プロの使うようなカメラを触るのは初めてで持つ事から緊張し、とてもアワアワしてしまいました。絞りやシャッタースピードなど動画編集同様全く知らない世界の知識を身につける事もできました。また、撮った写真のうち一枚はサイトに載せる用に写真が更に綺麗になるよう編集も行いました。Photoshopを使って背景を消し、明度彩度調節やノイズの削除をしたのですが、Photoshopは1回生の時に授業で少し習って以降触っていない為、慣れておらず忘れてしまっていた知識もあった為、作業に少し苦戦しました。Photoshopは動画制作の方でも動画内で使用するイラストを描いたのですが、普段使っているCLIP STUDIO PAINTとの操作感のギャップに苦戦しました。今まで、Photoshopを使いたいけれど慣れていないからと言って使うのは後回しにしてしまっていたのですが、この機会に今後どんどんPhotoshopに触れていきたいと思っています。

また、動画制作も、してみたいけれど経験がないゆえにどうしたら良いか分からないと手を出せていなかったので同時に挑戦していけたらと思います。更に、このインターンシップでaftereffectやPhotoshopなど制作ソフトの使い方を知れただけで無く社内の雰囲気なども知る事ができました。普段の活動でも感じられるものがありましたし、座談会の時間も設けて下さり、その際に気になっていた就活においてすべきことや社会人なってからについてなど様々なお話をお聞きする事ができ今後の参考にもなりました。今まで私は、どんな職業に就きたいかまだ何も考えられていなかったのですが、このインターンシップを通して、就職において何を優先したいのかなどを考える事ができ、またマーケティングという面白い職業を知る事もできました。今回学んだ知識や経験を今後の就職活動にはもちろん個人制作にも繋げていきたいです。

参考

株式会社光響HP

京都精華大学×マーケティング部 8日間のインターンを実施しました!


(文責:マンガ学部 片岸鈴叶)

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