SOCIAL PRACTICAL SKILL DEVELOPMENT PROGRAM

京都の聖地を巡る魅力

京都聖地巡礼~京都×わたし×ミライ

今年度も引き続き、国内ショートプログラムの取り組みの一つとして行われた、「京都聖地巡礼」(担当教員:数井浩子先生)。

今回は、情報館2Fで開催されている「京都聖地巡礼~京都×わたし×ミライ」授業成果報告展を見に行ってきました。

会場には参加学生の作った多くの“ZINE”が展示されており、それぞれが京都の魅力を様々な観点から自由に捉え、制作されていました。

ZINEという名称はマガジン(Magazine)が由来。特徴として、手法や内容に制限がなく、とにかく自由であることが挙げられます。

ZINEのテーマは、「わたし×京都」。“わたし”が興味のある“京都”のテーマをもとに作られています。

授業では実際にフィールドワークを行い、現地に足を運ぶことで京都に関する知識と理解を深めたのだとか。

ZINEは多種多様で、京都のおすすめカフェやアニメの聖地巡礼など、どれも興味をそそられるものばかり。内容もとても面白く練られたものばかりで、作者の「京都愛」が伝わってきました。併せて情報館所蔵の関連資料も展示されており、より詳しく京都に関する知見を深めることができます。

そんな中で一際目を引くのが、大きなLEGOブロックの展示。

この展示は自身の5年後を想像して作られた、「わたし×ミライ」なのだそうです。

京都や自分の“今”と“5年後”。そんな未来を今から具体的に想像する事は、複眼的な視点を持つことに繋がり、これからの大学生活や卒業後の社会生活でも、相対視できる社会実践力を養うことができます。

一方向からではなく、多方向から物事を見ること。広い視野を持つ事は社会において大いに役立つ力です。この授業では京都や好きなものを通じてその力を養うことができます。

今回の展示では多くの学生さんの“今”と、それぞれが思い描く自由な“ミライ”を見ることができ、自由な視点から思い描かれた魅力的な京都を垣間見ることができました。

ぜひ、この展示をきっかけにあなただけの「京都聖地」を見つけてみてください。

【文責 澤村】

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