河野 将之(KAWANO Masayuki)

インターンシップ(大学斡旋型)では、京都中小企業家同友会に所属している株式会社キャピタルさんらと連携し、活動を行いました。事業のPRを目的として、ロゴのデザイン、映像の作成を企画しました。今回は、株式会社キャピタルの河野さんに、学生との取り組みやその想いについてお伺いしました。
お客様の“笑顔”が見たくて
元々問屋業をしておりまして、今も卸売事業では長年の実績で培った取扱い品目の多さを生かし、お客様の業態・規模に合わせ多品種、適正ロットでの提案、販売をしております。ただ、業種柄お客様の反応や表情を見ることができず、少し寂しく感じている部分がありました。そこで、新しく始めたのがネットショップ事業。BtoCでお客様と接していくにあたって、どうすればもっと喜んでもらえるかと考え、ラッピングを工夫するようになりました。そんな中、ぬいぐるみをバルーンの中に入れてお届けしようと思い立ち、そこからバルーンを使った事業展開に発展。風船を使ってイベント会場を飾りつけたり、バルーンを使ったギフトラッピングも積極的に行うようになりました。お客様の幅も広がり、何より自分自身が楽しく働くことができる。とても面白い事業だと感じています。
京都精華大学との取り組み
京都中小企業家同友会は左京区役所とも連携していて、共催で定期的に交流会を行なっています。そこで京都精華大学さんと何か取り組みができないか、という話になりまして、今回の連携に繋がりました。3ヶ月という短い期間ではありましたが、バルーン事業用のロゴとSNS発信用のショート動画を作っていただきました。今までいろんな学校と連携をしてきましたが、芸術系の学校との取り組みは初めてで、お互いにとってとても有意義な経験ができたと思います。バルーンと当社が所持している光るブランコのモチーフが入ったロゴはとても気に入っていて、今も各所で使わせてもらっています。宝ヶ池にある結婚式場、アイネス ヴィラノッツェ宝ヶ池さんのお庭をお借りしまして、学生さんが中心となり特別にデザインした空間で撮影した動画は、SNSにて公開し、多くの方に見て頂きました。
もっと長い期間を使って、例えば学園祭の風船イベントやフォトスポットの作成など、学生さんがやりたいことをより発揮できるような連携が今後もできればいいな、と思います。


地域活性で地元に恩返しを
幼少期、父の転勤が多かったこともあって“地元”という意識が薄く、地元の話をする友人を少し羨ましく思っていました。大人になり、左京で子どもが生まれ、左京で育っていく…そう考えたときに、左京区の地域活性のお手伝いがしたいと純粋に思いました。地域の人たちは地元の歴史に詳しく、さらにその歴史も深くて面白い。京都精華大学もそのひとつです。
中小企業の足りていない部分を学生さんが補い、学生さんは社会に出る前に社会経験ができる。このWin-Winの関係が最も理想的な社会連携だと、僕は思います。学生さんが持っている個性や特技を広げてあげて、それを良いと感じる人の元へ届けてあげたい。仕事をすることで喜んでくれるお客様がいる、ということを僕の仕事を通じて知ってもらえたら嬉しいですね。

【社会実践力育成プログラムでの取り組み】