人工クモ糸から考える、ディスポーザブル・メイクツール
人工クモ糸という新しい素材を、プロダクトデザインの分野から多くの人に知ってもらうために、この素材だからこそできることを考えながらこの制作に取り組みました。実際に人エクモ糸に触れたとき、繊細で柔らかな質感でありながら、丈夫で生分解性を持つことに魅力を感じました。そこから、肌への優しさが求められ、衛生面から短期間で交換されるメイク道具に、この素材を活かせるのではないかと考えました。現在の使い捨てメイク道具には、石油由来の素材が多く使われています。そこで、環境分解性を持つ素材へ置き換えることで、使い捨ての利便性と環境への配慮を両立できるのではないかと考えました。この製品は、ユーザーがメイクを楽しんだ後、使い終わった道具が循環するところまでを一つの体験として捉えています。このプロダクトをきっかけに、使うことだけでなく、その先にある素材の循環やサステナビリティにも目を向けてもらえたらと思っています。
近藤 有寿( デザイン学部 プロダクトデザイン学科 2年)
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