インターンシップ(大学斡旋型)では京都市下京区東洞院通にある京とうふ並河商店にお邪魔しました。そして、京とうふ並河商店の並河さんの呼びかけにより誕生した「地元の愉快な仲間達」という団体と共に活動することになりました。
「地元の愉快な仲間達」とは
地元の繋がりを大切にしながらより良い町づくりを目指し、毎月第一日曜日に東本願寺周辺の清掃活動や、マルシェなどの活動をしている団体です。
今回の活動で、何をするか?
団体の皆さんからは「学生さん達が出来ること、やってみたいことを一緒に実現していきたい」という言葉を頂いたため、私たちは団体のロゴやキャラクターを作り、団体のPRを目的としたポスターやガイドブックの作成を企画しました。
さらに9月の第一日曜日には普段の清掃活動に加えて、スタンプラリーのイベントをすることになりました。
そして私たちはオンラインミーティングを重ねる中で、グッズの展開もする方向性が決まり、イベント当日に向けて活動しました。
制作したデザインについて
団体のイメージキャラクターとして制作したジモくん、ユカちゃんです。
ジモくんは繋がりから連想した「綱」と、京とうふ並河商店の並河さんが心掛ける稲穂の精神の「稲穂」をイメージしました。
ゆかちゃんは結ぶことを連想される「リボン」が特徴的なキャラクターになるように意識しました。
ロゴにも手を繋ぐ表現や、「繋がり」から連想し「縁」という言葉を円形で表現したりと、統一されたイメージで制作しています。
イベント当日のスタンプラリー
迎えた9月3日では通常の清掃活動に加え、参加者の皆さんにスタンプラリーを楽しんでもらいました。
ロゴやキャラクターが完成し、実際にモノとして手にした時は感動しました。参加者の皆さんは、キャラクターを可愛いと言って下さったり、作った団体についてのガイドブックを読んで下さったりとイベントを楽しんで下さいました。
この活動を通して
今回のインターンシップに参加したことで、デザインの制作を通して自分に足りない部分を発見することが出来ました。また、人と人との繋がりの大切さを改めて学ぶことが出来ました。
一ヶ月という短い時間で何がしたいか、何ができるかを話し合い、団体の皆さんと意見をすり合わせてデザインを決定していくことは、難しさはもちろんありますが、どんどん形になっていくところに楽しさも感じました。
実際に完成したものを見てもらい、団体の方や参加者の方に感想を頂けることはとても嬉しかったですし、達成感もありました。
この経験を活かし、今後の学校生活や社会に出てからの活動にも役立てていきたいと思います。
(文章 戸清・小林)