~ 学生視点から、左京区の活性化に向けた提案・表現・調査~
実施内容
インターンシップ(大学斡旋型)では、京都中小企業家同友会に所属している株式会社キャピタルとMハウジングサポートの二つの企業と連携し活動を行いました。
株式会社キャピタルに訪問し、それぞれの企業の代表の方と顔合わせや今後の具体的な活動内容についての打ち合わせを行い、事業のPRを目的として、ポスターに使用するイラストや、ロゴのデザイン、映像の作成を企画しました。
中間発表にて制作中のイラストやロゴ、映像を共有し、企業の方からの改善点などのアドバイスをもらう機会を設け、それぞれの担当した制作物のブラッシュアップを行いました。そして、最終的な成果を左京区役所の会議室をお借りして発表し、企業以外の方々からも評価をいただくと共に改善点を指摘してもらい、最終調整を行いました。
また、インターンシップの一貫として左京区まちづくり交流会に参加。名刺交換やまちづくりの活動報告、企画案を考えるなどのワークショップを行いました。
Mハウジングとキャピタルへ提案したもの
株式会社キャピタルに向けて、事業の一つであるバルーン装飾のPRとして、バルーンをモチーフにしたキャラクターをデザインし、ポスターに使用するイラストを作成。
同様に、バルーンや七色に光るLEDブランコといった装飾をモチーフにしたロゴもデザインしました。バルーン装飾のカラフルなイメージを目指しつつも、統一感を損なわないようにモチーフごとに彩度を合わせることで、まとまりのあるデザインにすることができました。YouTube等SNSで投稿するためのショート動画も作成。実際に装飾の設置も行い撮影した素材を用いて、バルーンやブランコの持ち味を活かせるように編集しました。
Mハウジングサポートに向けては、猫と暮らす物件のPRを目的に、こちらも猫をモチーフとしたキャラクターのデザインやポスターに使用するイラストを作成。猫と人間の共生をテーマに、1分程度のプロモーション映像を作成しました。
ロゴは、企業のイメージカラーのオレンジをメインに、猫と暮らす家というキーワードを意識して家や猫のシルエットなどのモチーフを配置し、差し色としてグリーンも取り入れつつ全体的に温かみのあるデザインに仕上げました。
感想
インターンシップに参加し、社会と教育施設の違いや、仕事をする事の実感を経験する事ができました。社会に対する偏見を払拭する機会として非常に有意義な時間にする事ができたと思います。実際に企業の方の要望などを聞いて、自分が今まで学んできたことを活かして制作をするという、貴重な体験をすることができました。制作以外でも、ビジネスの現場におけるコミュニケーションの取り方など、これから社会に出ていく際に必要な知識をつけることもできたと思います。
(文責:北川紗帆・井上麗哉・山口春萌)