7月から株産学公連携PBLプログラムとして、株式会社太洋堂さん協力のもと実施していた、学生がWebデザインの改修にチャレンジするプログラムが先日最終回を迎え、学生たちが完成した自分の作品をプレゼンテーションしました。
学生の感想(一部抜粋)
今回のプログラムの中で一番面白いと感じた内容は、企業が実際にWebサイトを作る際のプロセスだ。閲覧者のターゲットを絞りコンセプトを決めて、そこに近づけるためにワイヤーフレームを組んでいく行程が非常に興味深かった。最終回で自分のワイヤーフレームをもとにした瀧さんのデザインを見た際に、ワイヤーフレームの解像度はデザインのクオリティにつながることが実感できた。一番難しいと感じた点はIllustratorでのアイコン作成だ。Photoshopに比べて触り慣れておらず、時間がかかってしまった。進路選択の幅を広げるためにももっと楽に使えるようにスキルを身につけておきたいと思った。プログラム全般を通して感じたことは模倣の重要性だ。同じワイヤーフレームから作った自分のデザインと瀧さんのデザインを見比べた際に、余白の少なさ等、自分のデザインが見劣りするなと思った。ネット上にたくさんある既存のデザインをしっかり見て取り入れる大切さを再確認した。自分が専攻しているイラストの分野でも同じことが言えるので良い部分を拾える「目」を養っていきたい。
デザインは他人の視点に立って考えなければならない芸術だと思います。今回実際に自分でやってみると、普段は自分では注意していなかったウェブサイトには、デザイナーが熟慮して設計した作品だとわかりました。色の選択から、スタイルの確定、情報のレイアウトまで、すべてのステップが重要です。
今後もできれば、先生と一緒に太洋堂の課題を続けていきたいと思います♡
授業の様子